12月:20日は鬼子母神・大鳥神社 手創り市、25日はやっぱりケーキを買う

前々から気になっていた手創り市にようやく行って参りました。この年末、今年中にやらねば的な焦りが背中を押し、日曜日にもかかわらず平日並みの早起きで家事を片付けて9時の開始から遅くならないうちの到着を計画。人気商品は完売してしまうとの話しも聞いていたので、せっかく行くからにはその状況は避けたい。行き方の選択肢は色々あるのですが、庚申塚にも寄りたかったので都電荒川線を利用することに。調べてみると一日乗車券というものがあって3回乗車するならこちらを購入した方が良いことに気づき、思い切り都電荒川線を満喫することにしました。晴天で冷え込みがやや厳しい当日の朝、雨天の場合は中止になるので寒空でも一安心。事前にサイトで出店も確認し、ある程度の狙いも定めて気合い十分です。都電荒川線は乗り換えに便利で鬼子母神前駅まで乗車時間が比較的ある王子から乗車することに。切符は車内で購入する…と確認していたのですが、王子駅前はホーム入り口に駅員さんが常駐?たまたま?乗車前に一日乗車券を購入でき、記念のバッチまでいただきました。
やってきた電車も空いていて。というか、空席があっても立っている人乗車率が高かったです。普段私が使っている路線では考えられない光景です。それだけでほっこり。いいなぁ都電荒川線、ファンになりそう。私らはそんな先客のみなさまに甘えてしっかり着席して、そこから都電荒川線満喫。飛鳥山までは坂道なので、すごい慎重に運行しているのですが、初乗車の私はこれがこの先ずっと続くのかと思えて少々焦りました。飛鳥山を過ぎると普通の電車のスピードで目的地までどんどん近づき、同じ目的と思しき方々と鬼子母神前駅で下車。目の前の踏切を渡って現れた立派なイチョウ並木道はごく普通の住宅が立ち並んでいて不思議な感じ。なにかに目を奪われることもなく、まずは出店数の多い鬼子母神会場へ。会場到着。
私の目的は天然素材や国産材料の手作りのパンとか焼き菓子類。長時間発酵のバゲットは珍しいあんず入り、金時芋と白味噌クルミが入ったベーグル、その美味しそうでボリューミーな見た目に心奪われてキャラメルバナナとくるみチーズのマフィンを立て続けに購入したところで我にかえり、あとは次回のお楽しみということに。

全体的に食器類の出店が多くて特徴も様々。玄人好み風から異色なキモカワ系まで色々あってどのブースを見ても、いいなぁ、かわいいなぁ、欲しいなぁ、の呟きがとめどなく。食器需要がないのと一枚一枚が気軽に買えるわけではない価格設定のため、心惹かれても購入には至らず。あとは木工作品とか。すべてのブースは間口が狭くてひしめき合い状態だったりするのですが、ギャラリー大賑わいの一角があってとても気になったので背後から作品を覗き見たら、手のひらに収まるくらいの大きさの二本足の動物のフィギュア。一見不気味なのですが、見入ってみると一体一体違っていてすごくよくできていてなんだか妙に惹かれる。鷲掴みにされたらしくお一人で何体も購入されている方もいらして、コレクターも多そうな恐るべし手創り市。布系毛糸系紙系金属系ガラス系なんでもありで、季節柄クリスマスリースのほかにお正月飾りもちらほら。素朴でセンスが良いからついつい欲しくなってしまう。ひとりだったら絶対買っていたな。鬼子母神会場のあとに訪れた大鳥神社会場ではワークショップも開催していましたが、事前予約制で参加できず。
最後の最後に、このおサルさんに惹かれて5枚で500円のポストカードを購入して手創り市ぶらぶらは終了。都電荒川線鬼子母神前駅に戻って向かったのは庚申塚です。庚申塚のお目当てのひとつはこちら!

来年移転するそうで。開店30分前に到着してしまったのですが、すでに2組が並んで待っていましたよ。それを見たら身動きがとれなくなってつい後ろに並んでしまいました。近くには一旦閉店が決まっているミシュランで話題の蔦の葉もあるのでそちらに行ってみようか悩んだのですが閉店理由が理由ですから、野次馬と思われても嫌だし店主が気の毒だし、ファイト餃子でのランチを決行。追加注文はできないファイト餃子、15個オーダー。
ひとつが幼児のゲンコツくらいの大きさなので、げっ!と思うかもしれませんが、1人で10個くらい食べられると思います。4人で50個注文しているグループ(平均年齢は高め)もいらっしゃいましたので、2人で15個なんて普通以下だと思われます。ひとり一品注文システムなので、チャーハンもオーダー。←してから、もしかするとチャーハンセット(餃子5個付き)と餃子10個にした方がお得だったかな?という話にもなりましたが、まぁいいやいいやと気にせずに熱々餃子を平らげた頃にチャーハン到着。チャーハンは普通ですね。店名に餃子って掲げておられるのですから、餃子で勝負されているお店なのです。外にはお客さんたちが待っているので食べたらすぐに店を出ないといけません。次のお目当てを目指して巣鴨駅方面に向かってひたすら歩いて到着した、日本一あんぱんのお店喜福堂さんで念願のクリームパンを購入。
…風の噂でクリームパンが美味しいって聞いたもので。いったい今日何個めのパンなのか。大好きな胡麻だらけのお店ごま福堂さんで試食を満喫して購入したのは寒天すりごま餅。本当はごまキューブに惹かれたのですが、ちょっとお高くないかしらとお財布の紐きゅーっ。
だいぶ散財もしたので帰宅の途に。庚申塚に戻る途中でこんな可愛い子に遭遇!


ふくろうカフェなるものがオープンしたそうな。ひゅ〜〜って細くなるのもいるのかねぇって話しているのが聞こえたようで、いますよ!とお兄さん答えてくれて。お店の方向を示されたらすっかりふくろうマジックにかかった我らは突き進んでふくろうカフェに到着して店内を覗き込むと、6〜7羽くらいの種類の異なるふくろうたちがあの大きな黒目がちのお目めで全員こちらをじいぃぃーーーっと見ているわけです。きゃ〜♡と大興奮。しかしガラスの自動ドアに表示された『1時間1,500円』の文字ではっと我にかえりましてその日は寸前のところで入店を逃れる。かわいかったなぁ〜と確認しながら巣鴨をあとにしたのでした。買って帰ったパンは賞味期限が早いものからいただきました。まずはクリームパン!
何年ぶりでしょう、こんなこてこてのクリームパンをいただくのは。めっちゃ甘いクリームだけどいつまでも口に残らないのが不思議。そしてアプリコットバゲット

思っていた以上に爽やかに甘酸っぱいアプリコットが入っていました。周りはカリカリで中がとてもしっとりしたバゲット、素朴なパンの味が好きな人ならこれだけで十分美味しいと思いますが、プレーンではないとはいえ、何もつけないと少し物足りないかも?私はそのままペロリでした。そしていも味噌くるみのベーグル。
これ、おいしすぎます。ベーグルはあまり好きではなく一個食べきれない私ですが、こちらは何個でも食べたい!金時芋?白味噌?よくわからないのですが、なにも付けずにトーストしただけですが、毎朝食べても飽きないと思います。このほか少し日持ちのするマフィンは、くるみチーズとキャラメルバナナ。
どちらも風味がとても良く、甘さも程よく、最後まで美味しくいただきましたよ。当日〜翌々日まで各種パン尽くしでした。
パン買いすぎな1日の出来事を書き起こしている今日は12/25クリスマスです。12/23が祝日なので、この日か12/24クリスマスイブにケーキが売れるそうで…昨日も購入者で洋菓子店は大混雑でしたよ。ちょっとずらしたつもりで今日12/25にケーキを買いに行ったのですが、やっぱり混んでいた。回避組がこれだけいるということ?昨日購入された方はさぞかし大変だったでしょうに…。普段からケーキは食べられるし何故クリスマスにケーキなのがと我ながら不思議ですが、それでもやっぱり並んで購入しても良い気分なのがクリスマスマジックですよね。今年も去年購入したGIOTTOで。GIOTTOのカットケーキは見た目がなんだかスタイリッシュでややお高いですよね。なので、クリスマスみたいなちょっと特別な時にはGIOTTO!という気分。それで去年はクリスマスツリーを模したモンブランを購入したのですが、帰宅して箱を開けると見事に倒木…見る影なく。そのモンブランが今年もありまして、これは危険ですからねと心の中でみんなに呼び掛け、私は倒れにくい形状であることをポイントに容器入りのプリン1個とカットケーキ3個の計4点購入して達成感でいっぱい。お会計のあと、店員さんが包んでいるのを見て、えええっこんなにも倒れないように工夫しているの?!と驚愕です。ケーキひとつひとつをボール紙で囲っていたのです。隙間を埋めるとかではなくて。去年もでしたか?あそこまでしてくれたのに倒木したかなぁ?思い出せない。
それにしてもやるわねGIOTTO!と満足して混み合った電車に乗りつつもそーっと持ち帰ってきた結果がこちら。やっぱり去年とは違う!笑