冷め止まぬスノーボード熱

毎日12時間会社で過ごし、3時間往復の通勤に費やし、残り9時間を睡眠と入浴に。足りない睡眠時間を土日で取り戻して用事を済ませて、もう月曜日?!ガス抜ききれてないのに…というサイクルの中で、突然取り入れた日帰りスノーボード。これが自分に合っていたようで、ひとまず気持ちがスッキリ。続けて行きたいなぁと思っていて、来シーズンのことなんかも考えたりして。ブーツは購入したから、次は板もと目論んでしまうほどの熱の上がり具合です。どうしても必要ではないし、むしろ購入せずに済むなら済ませたい。それでもレベルアップを考えると、どうしても自分に合う板がどんなものなのか気になります。ネットで調べてみると、初心者にはこうだああだと情報は多いけれど、それってそういう人が多いってことは本当なのか、それって言うこと様々だけどどう捉えたらいいのかと、余計にわからなくなったり。実物を実際に見較べるといいのかな、でも見たら欲しくなりそうだし…と迷いつつ、結局きっかけがあって御茶ノ水に降り立ちました。
1店舗目は、まるで収穫なし。ネットで初心者向きと紹介されていたようなボードはなくて、どれにも興味が持てず、ただ眺めておしまい。2店舗目も、あまり。1店舗目よりは見やすくて、でもそれほど種類はなさそう。こんなものなのか???声はかけられるものの、まず何を聞いていいかもわからないし、数枚手にしてみたものの結局収穫はなく。3店舗目は、ちょっと苦手な店構えでしたが、思い切って入店。新作のボードが広々と置かれていて、敷居が高い感じ…。初心者が気安く触れない感じ、わかります?見た目もド派手?なボードがズラリ、どういう顔して見ればいいのか。そこでとうとう恐れていた事態。押しの強そうな声かけが。グイグイくるのを交わせず、答えていると、旧モデルコーナーをすすめられる。…そりゃそうなのですが、こちらから言い出すまでも意思表示するまでもなく提言があったことに、ちょっと信頼感を感じて、店員さんに付いて売り場を移動。…と、いきなりネットでチェックしていた某有名ブランドの初心者モデルがドーンと飾ってある。店員さんは素通りしようとするので、自ら、これ…と声をかけてみました。説明があり、隣にあった商品も類似タイプということで商品説明くださり。そこで、自分がどう滑りたいか、スノーボードはこういうところが楽しい、こういうことは避けたい、これが大事でこれはどうでもよい…というようなことを具体的に話していると、店員さん、だったらこれがオススメと、あるボードを紹介してくれました。
それは、まったくもってリサーチ外の商品。初心者向きとされる板ではないので、最初は、えっ?と怪しんでしまいました。でも、不思議と私の好みの色合いだったので、あら素敵かもとは感じ、そのままおとなしく、そのボードのどんなところが私に合っているのかとわかりやすいように身振り手振りを加えながら詳細に説明してもらううちに、そのボードがどんどん好きになっていくという…不思議!
とにかく、初心者レベルで初めてボードを買うなら、扱いやすいように柔らかくて短くて両足の間がフラットでツインで〜みたいな観念がなくなりました。また、私がそれまでチェックしていた初心者向きとされる板の価格がお手頃に抑えてある理由もよくわかりました。ビンディングの選び方も教えてもらい、目からウロコ。購入時期や買い時の価格の目安もわかったし、メンテナンスの度合いや頻度についてもちょっとだけ知識を得られて、足を運んだ甲斐がありました。
あとはどこで購入するか…ですが、インターネット店舗は確かに安い、それにはそれなりの理由があり、品質チェックでB級になった板も出回る可能性がある点も考慮。
ちなみに、私に合うのではないかと勧められ、私もそれが良さそうだと思えたボードはこちら。