今シーズン初スノーボードinトマム

年明けしてしまいましたが、昨年の出来事から今シーズン初めてのスノーボードについて記録します。

(↓以下、今年=2016年です)
先シーズン、今年の始めにリトライしたスノーボード。かつてどうにもならなかったのに、大きなドリフトターンが出来たことで初めて小さな手応えを感じ、ブーツやらウエアやら買ってしまったりでシーズンオフ突入。そしてようやく今シーズン到来で、早速ゲレンデに行ってまいりました。場所はまたもやトマム。今年の秋に星のや富士に宿泊してすっかり星野リゾートファンになり(未記録、そのうち書き起こしたい)、再びトマムタワーへ。
少々気が早かったようで、雪はしっかりあるものの、リフトが一機しか動いておらず。もともとこのコースでと思っていたので、私としては支障はなかったのですが。
ドキドキしながらリフトに乗り、最初はボードを持って広いところまで徒歩移動。トマムの雪は、細かい氷の粒という感じて、気温も低いので衣服に着いても溶けることなく払って落とせる。でも、あまり転びたくはない…。
8ヶ月ぶりにボードを装着。そうそう、ボードですが。予約してレンタルしたのですが、用意してもらったのは身長-7cmほどの長さ、両足は肩幅以上の距離まで開くこととなり。メリットはS字ターンがしやすい、デメリットは足が開きすぎてて転んでもすぐに立ち上がれずにジタバタ。このせいで、今までにない足の付け根あたりが筋肉痛になったりしました。
なんとか大きなS字ターンは描け。ただ、ドリフト時の減速っぷりがものすごい、音。どれだけブレーキかけてるんだか。この雪質だからひっくり返らずに済んでいるのか?ついつい調子に乗って適当にカービングターンしようとして、まぐれで出来ることもなく逆エッジで吹っ飛び、反省して休憩することに。
休憩も、ブーツ履いたままボードを持って部屋に戻れるのがトマムタワーの素敵なところです。寒い思いしたかな?たぶんしていない。
トマム。空いています。行き手を阻む座り込み集団もいない。スキーヤースノーボーダーが半々な印象。国籍は、日本1、他国9といったところでしょうか。結構な頻度で、スキーやったこたもなさそうな人たちが、止まり方を知らないまま直滑降で滑り降りてきたりします。恐。
恐いと言えば、私にも課題があり。ゲレンデにスマホを持参しまして。上着のポケットに入れておいたわけですが。リフトに乗って2周目、転んで止まった足元の先方に何かを発見。よくよく見ると、私のスマホ。…えっ?!と、ポケットをまさぐると、開いてました、ファスナー。落ち込みました。まさか自分が。1周目でもここで転び、立ち上がろうとジタバタした際にポケットから落ちていたスマホ、気づかなかった。大失態、反省。スマホの管理はもっと慎重にせねば。
今回タワーに2泊。ベッドルームとリビングに分けられたタワー2のお部屋は相変わらず素敵。窓の外の景色も非日常。
ブッフェもリッチで美味しく、トナカイさんのお出迎えまであってリゾート感も十分。目的のスノーボードはほどほどに満喫。
リフトに乗ったのは、二日間で9回とかなり少ないですが、実力体力的にもこれくらいが適当。無駄遣い感は否めませんが…。
せっかくなのでホテルのアクティビティ、夜間の水の教会見学にも行ってまいりました。予想以上の人出で厳かなムードではありませんでしたが、雰囲気は楽しめました。
チェックアウトまで部屋でのんびり過ごして、リゾートバスで新千歳空港に向かうも、悪天候で途中の夕張で高速道路を降りて一般道に。雲行きが怪しい。
一応定刻通りに到着した新千歳空港はカオス。カウンターに並ぶ列で移動もままならず。予約便は欠航になってはおらず、空きがないため搭乗便を早めることは出来ず。搭乗手続きまであと小一時間潰さねばということで、函太郎で6皿ペロリ。この時点ではまだ事の重大さがわかっていなかった…。小一時間のはずが7時間、次の手立てを打つこともできないままひたすら待つことに。
この日、新千歳空港近辺の悪天候で欠航250便以上という状況の中、なんとか帰ってまいりました。夜中到着でタクシー代も節約したいし空港で一晩明かしました。こんなソファーの広いところ、まん真ん中に陣取って。
もう奇跡的にここまで帰ってこられたことが有り難くて、始発電車を待って野宿?もまったく苦ではない心境でした。マスクとニット帽、耳栓があればさほど問題なくウトウト。警備員さんもいて、日本の治安の良さに感謝です。